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12/3(月)朝会「校長先生のお話」概要

 「今日は12月3日、今年もあと1か月を切りました。一日一日を、より大切に過ごしてください。さて、先週、嬉しかったことと悲しかったことがあったのでそのお話をします。まず、嬉しかったことです。木曜日のクラブ活動の後、階段の踊り場に水筒が転がっており、中のお茶が散乱していました。すると、それを見た児童がすぐに雑巾を取りに行き、一生懸命拭き取りました。また、その水筒の持ち主を知っている児童が、手分けして探しに行きました。ほどなく来た水筒の持ち主が、『お茶を拭き取ってくれた子にお礼がしたい』と言うので、皆で、その場からいなくなった児童の名前を呼びました。するとその児童は、雑巾を水道で洗って元の場所に干していたのです。その、あまりにもさりげない行動に校長先生は感激してしまいました。西っ子のみんながこのような、行動がとれるといいですね。悲しかったお話もします。ここ最近、寺野先生から黒板や掲示物へのいたずらや落書きの話が何度かありましたね。にもかかわらず、先週、掲示板の人物写真に画鋲が刺してあったそうです。その話を聞いたとき、本当に寂しい気持ちになりました。先々週の朝会で、明日からの人権週間にちなんだ話をしました。皆さん覚えていますか?その中で、『相手の気持ちを考えて行動しよう。相手の気持ちが分からない場合、最低でも、自分が言われて嫌なことを言ったり、自分がされて嫌なことはやめよう』と話しました。皆さん、画鋲を刺されたのが自分だったら、どんな気持ちになりますか?校長先生は、この中に画鋲を刺した児童がいると思うと悲しくてたまりません。今後、このようなことが二度と起こらない西小学校でありたいですね。」