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西小ミステリーツアー4(職員室横の絵画)


 絵画シリーズ第2弾、今回は、職員室横の絵画の謎を明かします。職員室横廊下の壁面に巨大な水彩画が飾ってあり、右下のプレートには「H25現職教育作品 西小学校職員一同」と記してあります。先の7・8月に「図画工作の指導法」や「美術館鑑賞」等の、校内夏期研修について本ブログに記載しました。職員室横の水彩画は、平成25年度の夏期校内研修の一つ「水彩画講座」に参加した教職員が共同制作した作品です。この研修の講師、内田新哉先生(画家・イラストレーター)は教員経験があり、当時の校長や教諭と元同僚という縁もあったため、多忙な合間を縫って指導に来てくださいました。下絵は内田先生がほぼ描いてきてくださり、先生方が学年の児童を意識して色塗りできるような工夫が施してありました。ヒマワリの高さは児童の背丈、ヒマワリの前は、高学年がキャンプ・修学旅行関係等、それぞれの学年を意識した光景になっています。西小教職員の作業は色塗りが中心で、左側:低学年、真ん中:中学年、右側:高学年と、下絵を三分割して彩色しました。無学年は三つに分かれ、当時教頭だった私は低学年の先生方と一緒に、トマト・アサガオ等に色を塗りました。内田先生の丁寧なご指導のおかげで、素人の我々でも爽やかな夏の風景画を仕上げることができました。保健室横の廊下壁面と校長室内に飾ってある平成6年度卒業記念品は、教務主任として本校に勤務したこともある藤山高徳先生(フランス・ル・サロン会員)の水彩画です。藤山先生の作品は、長久手市中央図書館利用カードにも使われています。