一日目の朝、出発時は爽やかな秋晴れでしたが、京都市内は曇り空、班別行動が始まったときには、本降りの雨になってしまいました。しかし、雨は徐々に小降りとなり、宿（聖護院御殿荘）に戻った頃には日が差していました。どの班も大満足の表情で宿に到着し、お世話になったガイドさんにお礼を言うことができました。厳粛な雰囲気の中で行われた止観体験も、子どもたちの心に強く残ったと思います。各部屋ごとに配膳される食事は最高に美味で、夜も存分に友達と恋話等の語らいができたと思います。二日目の朝は曇り空で降雨も心配されましたが、我々の思いが通じたのか何とかもちこたえ、順調に日程を終えることができました。西小学校は“初日京都→二日目奈良”のコースでしたが、その逆の学校が多かったためか、どの見学場所も予想よりかなり空いていました。渋滞や駐車場でのロスタイムもほとんどなく、天候と合わせて運の強さを感じました。子どもたちの日頃の行いの賜物かもしれませんね。何より嬉しかったのは、人生で一度しかない小学校の修学旅行に全員が参加して全員が無事に帰ってこられたことです。保護者の皆様はじめ、この旅行を支えてくださった全ての方々に感謝です。